日本産業洗浄協議会

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第45号メールマガジン 2018年04月24日配信

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 日本産業洗浄協議会 メールマガジン 第45号
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第45号をお送り致します。
  今回は、(1) 第3回JICC洗浄技術検定について(2018年度)
                (2)シリーズ連載:わが社のイチオシ製品  
                (3)シリーズ連載:洗浄にかかわる用語解説
 
 *このメールは、日本産業洗浄協議会の各種イベントでお預かりしたメールアドレス宛に
  お送りしています。不要な方は、末尾にてその旨ご返信下さい。
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     トピックス
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第3回JICC洗浄技術検定について(2018年度)
産業洗浄はものづくりを支える基本技術であり、それを理解するためには広範囲な知識が
必要となります。
それらの知識の総合的な理解と技術者の育成・知識の継承等を目的として、日本産業
洗浄協議会では経済産業省の後援を得て、一昨年より「洗浄技術検定」を創設しましたが、
今年で3回目の実施となります。
昨年度(第2回)の実施結果は以下の通りです。
                 受験者   合格者
洗浄マイスター   20名     2名
1級                   71名    14名
2級          59名    34名
「2018年度(第3回)洗浄技術検定」の概要
●洗浄マイスター試験 
      ・受験資格   1級試験合格者
   ・受付期間   平成30年7月1日〜10月31日
      ・試験日     平成30年11月9日(金)
                        13:30〜16:30
      ・試験・事前セミナー会場  
機械振興会館(東京都港区芝公園3-5-8)
             ・合格発表   平成30年12月末日(予定)
●1級試験・2級試験 
   ・受験資格   特になし
      ・受付期間   平成30年7月1日〜10月31日
   ・試験日     1級試験: 平成30年12月7日(金)
                 14:00〜16:00
                   2級試験: 平成30年12月15(金)
                 14:00〜16:00
・試験・事前セミナー会場  
機械振興会館(東京都港区芝公園3-5-8)
         ・合格発表   平成31年1月末日(予定)
         ・事前講習会  試験前日10:00〜16:30 及び
                      試験当日10:00〜12:30
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表示金額は消費税を含んだ金額です。
洗浄マイスター試験は有料ですが、事前セミナー参加費料は無料になります。
なお、洗浄マイスター試験受験者でご希望の方には1級・2級事前講習会で
使用するテキストを10,800円(消費税込み)で販売します。
1級・2級事前講習会で使用するテキスト代は講習費用に含まれています。
 
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(2) シリーズ連載 わが社のイチオシ製品
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【株式会社トクヤマMETEL】
エルノバシリーズは、弊社独自の配合技術により、優れた洗浄性と乾燥性の両立とともに、非危険物化
を達成したフッ素系洗浄剤です。近年、オゾン層の破壊や地球温暖化等の地球環境への影響から、
HCFCの全廃などフロン類削減の取り組みが進んでいます。このような背景から弊社は昨年、オゾン
破壊係数(ODP)がゼロ、地球温暖化係数(GWP)が1未満のノンフロンタイプのフッ素系溶剤を主成分

とし、地球環境に配慮した製品であるエルノバV5,VR5 を上市しました。
洗浄性能は、極圧添加剤等を多く含む高粘性プレス油や
深絞り油等の油性汚れに対しての優れた脱脂洗浄性に
加え、フラックス等の水溶性汚れへの洗浄にも対応して
おり、幅広い洗浄用途に適用可能です。また、冷凍回収
機の導入による蒸発消耗量の削減や乾燥に係る用役費
(電気代)が少ないことからランニングコストの抑制や、既
存の蒸気洗浄設備の転用による初期導入費用の抑制が
可能です。
本製品は、上記の洗浄性能や非危険物であるという安全
性、さらにはフッ素系洗浄剤の特長である乾燥性を兼ね
備えており、多くのユーザー様に対して最適な洗浄システ
ムを提案可能と考えております。
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28_01
 
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(3) シリーズ連載 洗浄にかかわる用語解説
107. HACCP 食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法:
Hazard Analysis and Critical Control Point
108.   CIP 定置洗浄:Cleaning in Place
109.   COP 分解洗浄:Cleaning out Place
    *この用語解説は、産業洗浄技術情報誌「産業洗浄」に掲載したものです。
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107.   HACCP 食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法:
Hazard Analysis and Critical Control Point
1960年代に米国で宇宙食の安全を確保するために開発された食品の衛生管理方式で、日本語読みは決
まっていないがハサップまたはハセップと呼ばれることが多い。(現在、厚労省ではハサップ)食品の製造・
加工工程のあらゆる段階で発生する恐れのある微生物汚染等の気概をあらかじめ分析(Hazard Analysis)し、
その結果に基づいて、製造の工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができ
るかという重要管理点(Critic Control Point)を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保
する衛生管理の手法である。

108.  CIP 定置洗浄:Cleaning in Place
製造施設の洗浄方法で、機器や部品を分解することなく、設備構成の中に洗浄機能を組み込ませて構築を
行い、洗浄液の化学エネルギー・熱エネルギー・運動エネルギーを利用して洗浄する方法をいう。パイプライ
ンなど洗浄設備の構造が複雑でないものに利用されている。使用する薬剤は、注意深く取扱い、食品を汚染
する危険性を避けるために食品とは区別し、明確に表示した容器に保存する必要がある。

109.  COP 分解洗浄:Cleaning out Place
製造施設の洗浄方法で、機器や部品を分解し、洗浄液を用いて手洗い(ブラッシング)もしくは洗浄剤を循環
させて洗浄する方法。構造の複雑な機器や部品の洗浄、床・壁・天井・タンク外部などの洗浄に採用される。

(以上は、産業洗浄技術情報誌「産業洗浄No.13 2014年3月号」より抜粋)
 
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最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い致します。 
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sskjicca@jicc.org
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日本産業洗浄協議会(JICC)事務局 
Japan Industrial Conference on  Cleaning
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園1-3-5 バルコ御成門6F
 電話:03-5777-0791 FAX:03-5777-0675 
 URL : http://www.jicc.org/
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