第73号メールマガジン 2020年8月25日配信
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日本産業洗浄協議会 メールマガジン 第73号
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第73号をお送り致します。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、第 5 回洗浄技術検定は中止となりました。
人が集まる事業活動には大きな制約が生じますが、JICC は安全第一に活動をしていきます。
今月は、 (1) トピックス: 【第 5 回洗浄技術検定中止】
【洗浄技術検定事前講習会テキスト(2019 年)特別販売】
【2020 洗浄総合展(オンライン)の出展申し込み開始】
(2) 連載:東西対決 JR 環状線「森ノ宮駅」
(3) 投稿:お盆を過ぎるとクラゲが出る頃の話
*このメールは、日本産業洗浄協議会の各種イベントでお預かりしたメールアドレス宛にお送りしてい
ます。不要な方は、末尾にてその旨ご返信下さい。
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(1) トピックス
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【第 5 回洗浄技術検定中止】
JICC では、新型コロナウィルス感染防止の観点から、本年予定しておりました
第 5 回洗浄技術 検定の認定試験および事前講習を中止することといたしました。これは洗浄マイスター、
1 級、2 級のすべてのグレードが対象となります。 受験を目指してしておられた方には大変恐縮ですが、
安全・安心が十分に確保できるまでお待ち いただきます様よろしくお願いいたします。
【洗浄技術検定事前講習会テキスト(2019 年)特別販売】
本年度受験を計画されていた方の自習にお役立ていただくため、「洗浄技術検定事前講習会 テキスト
2019 年」を 50 部限定で特別販売することといたしました。 部数に限りがございますので、
早めのお申し込みをお勧めいたします。
【2020 洗浄総合展(オンライン)の出展申し込み開始】
2020 洗浄総合展は新型コロナウィルス感染拡大防止のためオンラインで開催いたします。
8月7日(金)から出展申し込みの受付が始まりました。 詳細は、下記資料をご覧ください。
出展案内: https://biz.nikkan.co.jp/eve/senjyo/dl/syutten_online.pdf
出展申込書: https://biz.nikkan.co.jp/eve/senjyo/dl/regist_online.pdf
出展規定: https://biz.nikkan.co.jp/eve/senjyo/dl/wash_regulations.pdf
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(2) 連載:東西対決 JR 環状線「森ノ宮駅」 (ペンネーム:MJ)
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東西対決環状線編
1932年(昭和7年)4月21日、鉄道省城東線(現在の大阪環状線)の玉造駅―猫間信号場(1961年廃止)間に
新設開業しました。JR西日本の駅番号はJR-O06。OsakaMetroの中央線・長堀鶴見緑地線の合計2社3路線が
乗り入れています。駅シンボルフラワーは「パンジー」で、発車メロディは駅名の「森」に因んでアメリカ民謡の
『森のくまさん(ある日♪森の中♪くまさんと出会った♬)』が使用されています。2015年に、JR西日本が手掛ける
「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として駅改良工事が行われました。ホームの空きスペースを
コミュニケーションスペースとして有効活用、北口の外壁緑化、床の一部木目化、ホームから大阪城を眺望できる
「城見エリア」の導入など、「森」をイメージとした空間構成になっています(写真ご参照)。
駅を降りてすぐの大阪城野外音楽堂(正式名:大阪市大阪城音楽堂)は思い出深い場所で、現在セカンドヒット
しているシティポップの現役バリバリの時によく行きました。山下達郎、竹内まりあ、中村あゆみ、レベッカなど。
真夏の雨の野音も良いものですよ。ただし、一人だけでは行きにくい場所ですけどね。
次回は玉造駅です。お楽しみに。
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(3) JICCクルーによるリレーコラムVol.4(ペンネーム:傀儡子)
〜お盆を過ぎるとクラゲが出る頃の話〜
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各地の花火大会やお盆の行事、高校野球の甲子園大会が中止となり、私のふるさと徳島の昼は甲子園を見て
夜は阿波踊りという、お盆の風景が今年は見られないんだと少し残念な気分になった時に、思い出したことがある。
人形師大江巳之助を、ご存知の方は稀でしょう。大江巳之助さんは、戦後の文楽復興に貢献した人形師
(徳島では木偶師(でこし))で、戦争で焼失した文楽人形のカシラ(首、徳島では頭)の作製に尽力した。
現在でも、文楽で用いられている人形のカシラのほとんどは大江巳之助が戦後に制作したもののようである。
昭和40年頃の夏、プールを見たこともなく、海・川に入ることだけを考えて、近所を自転車で疾走している田舎少年には、
そんなことは知る由もなかった。
生垣越しに、縁側で人形のカシラを持っている老人が見えた。「じいちゃん、何やってんの?男のくせに人形で遊んでんのか?」
と聞くと、大笑いされた。半世紀前のことなのに鮮明に覚えているぐらいの大笑いだった。言われるがまま家の中に入ると、
おばあちゃんがお茶とお茶菓子を出してくれた。
家の中に整然と置かれた各工程中のカシラの美しさに子供ながらに息をのんだ。木材無垢のカシラ、
真っ白に塗り上げられたカシラ。「じいちゃん、ごっつうきれいやなぁ。」また笑われたが、先程のような大笑いではなかった。
この時は、それだけのことだった。
後日、自宅でテレビを見ていると、見たことのある老人が地元の日本酒のCMに出演していた。
恐る恐る、家族に聞いた。「あのじいちゃんは、何する人?有名な人?あっこいら辺に住んどる人ちゃうの?」
「お前、あほか。知らんのか。」返事はそれだけだったように覚えている。
偉い人にまずいことを言ったように思われ、笑われて家に上がってお菓子を食べたことは、一生内緒にしようと決心した。
そんなことを思い出した。ほろ苦いがにんまりしてしまう思い出である。
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最後までご覧いただきありがとうございました。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い致します。
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