日本産業洗浄協議会

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「産業洗浄30号」技術論文のサマリー

GHG(温室効果ガス)排出量の算定・可視化クラウドサ-ビス「zeroboard」
  • 古川翔一
  • 長瀬産業株式会社 サステナビリティ推進室
  • 脱炭素経営支援サ-ビス

長瀬産業が、企業の脱炭素経営の支援を目的として、GHG(温室効果ガス)排出量の算定・可視化クラウドサ-ビス「zeroboard」の販売・事業展開に関してわが社の一押しとして紹介する。「zeroboard」は、自社の事業活動に由来するGHG排出量(SCOPE1、2)と、サプライチェ-ンによる間接的なGHG排出量(SCOPE3)を、国際基準であるGHGプロトコルに基づき算定可視化するクラウドサ-ビスである。効果として国内外に広がるサプライチェーン全体の排出量削減に貢献していくことが期待できる。

カ-ボンニュ-トラルに向けたヒ-トポンプの活用
  • 大原 敏夫
  • ファインマシ-ンカタオカ株式会社 技術顧問 工学博士 日本機械学会フェロ-
  • 周辺機器 水系洗浄機のヒ-トポンプを利用した関節加温式温水供給装置

水系洗浄の温水洗浄プロセスでは膨大な電気エネルギ-や熱エネルギ-を消費しているが、ファインマシ-ンカタオカ㈱は、この温水供給をボイラや電気加熱ヒ-タ-からヒ-トポンプに置き替えることで大幅省エネを実現した。ヒ-トポンプの原理と効果、関節加温方式の特長、年間の節電効果とCO2排出量の削減効果の具体的事例について記す。

次世代洗浄法「レ-ザクリ-ニング」の新たな進化
  • 高橋 慧輔
  • 東成エレクトロビ-ム株式会社 メカトロニクス事業部
  • 装置

レーザは材料を加工するための工業用ツールとして溶接、切断、穴あけ、焼き入れなどに古くから用いられてきた技術である。これをお応用したレーザクリーニング装置はドライ洗浄に分類され注目を集めてきた。本稿では東成エレクトロビ-ム株式会社が開発したレ-ザクリ-ニング装置「イレ-ザ」について紹介する。「レ-ザクリ-ニング」と「イレ-ザ」の優位点、レ-ザクリ-ニング装置の活用例や性能例、今後の動向について記す。



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